乙訓・まちの話題

ポインセチア農家の和田園芸さんと大山崎のLPレコード持ち寄りコンサートをレポート!…P10

冬に大人気のポインセチア!向日市で見事に咲き誇っています!ー(向日市)

白いビニールハウスの中に広がる夢の世界

 10-1ジングルベルの音楽とポインセチアは冬のクリスマスに欠かせないものですが、その府内最大の産地が、向日市森本町にあるのをご存知ですか? 白いビニールハウスの中に入ると、そこはまるで夢の世界。辺り一面、赤いグラデーションに目を奪われます。また、普段は見慣れない、白色や黄色のポインセチアもずらり。このポインセチアを栽培されているのは、和田園芸の和田文夫さんです。美しいだけでなく、和田さんのポインセチアは、しっかりしまっていて枝も折れにくいと高い評価を得ています。 その秘密は、とてもとても愛情と手間暇をかけて、育てているからなんです。 苗を植える7月から毎日1鉢ずつ水やりを欠かしません。なんと最盛期は水やりに毎日約5時間もかけるのだとか。そして、日照時間を短縮し、ハウス内を真っ暗にして夜を長くします。そうすると、ポインセチアは鮮やかに色づき、しかも、色づく時期が早く、市場にいちはやく出荷することもできるのです。 まちをクリスマスカラーに染めてくれる向日市のポインセチア。愛情がたっぷり詰まった赤に、ぬくもりをしっかり感じてくださいね!

LPレコード盤持ち寄りコンサートがありましたー(大山崎)

あの日のメロディーが連れてきてくれた
思い出話は、尽きません!

11-1ジャケットをじっくり眺め、袋からスルッとレコード盤を取り出し、プレーヤーに置く。回り始めたレコード盤にクリーナーを当て埃を拭き取ると、そっと針が落されます。ボリュームを心地よい音量に調整。シーンと静まりかえっていた空気が揺れ、音が響き始めます。スイッチONすれば、すぐに音が鳴るCDプレーヤーと違い、レコードにはなんともいえない間合いがあり、それが魅力です。
11月20日に、手織りつづれ工房「河野」で開催されたLPレコード盤持ち寄りコンサート。レコードプレイヤーの修復などを手掛けるレコードの達人・上野山和仁さんが、参加者が持ち寄った思い出深いレコードに丁寧に針を落としていき、工房は音楽とそれを懐かしむ笑顔で満たされました。
レコードは、「時」を感じる音楽だと上野山さん。最初の音が鳴るまでの間合い。1枚のレコードが回りきるまでの区切られた時間。そして、流れてきた音楽が、瞬時に時を飛び越えさせてくれる楽しさ。たしかに参加者たちは、「アー、いいね~」「声が若いねぇ~」「なんか涙がでるわぁ~」と、音楽をBGMに思い出話に花が咲き、青年の顔になっていました。
この素敵な企画が、第2回、3回と続いていくことを、楽しみにしたいと思います。

●アナログ音響機器の修復などの相談は
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