【Muko】市民活動の担い手育成プログラム「むこうスタイルLABO」スタート!
「むこうスタイル」の可能性は無限大な予感です
激辛商店街といった、全国的にも注目度の高いまちおこしを展開してきた向日市ですが、さらに、市民が主体的に地域の魅力を掘り起こし、その魅力をもっと活用し、実際に動ける人材に! という目的で開催されました。11月4日から全4回、1日7時間というハードなプログラムですが、応募は殺到し、20代から80代という多世代メンバー40名でのスタートです。
このプログラムは、向日市が、全国でユイークなまちづくりを支援してきた「studio-L」に運営委託して行うもの。初回は、studio-L代表の山崎亮さんが、人とのつながりにより生みだされる可能性を熱く語り、実際に、同様の人材育成ワークショップを経験した愛知県長久手市からのゲストスピーカーからは、市民と市職員がワークショップを重ねることで、地域のことを主体的に取り組むようなった事例を紹介してもらいました。
「じぶん事」が「みんな事」になり、それが、「まち事」になっていく、まちづくりの原動力とは、実は「人と人がつながる力」そのものだということ。「つながる仕組み」がこの40名の方々の中から生まれれば、10年後、20年後の向日市は魅力あふれるまちになっているはず。目が離せませんね。
【Nagaokakyo】かしこ暮らしっくからのレトロモダン、そして…。まちづくりプログラムの広がり方も無限大
「普段づかいの上質な長岡京」はレトロモダンに染まりました
世界的な映像作家・吉光清隆さんが手がけるイベントが、今年も長岡京市で開催されました。「キョウト レトロ モダン」―ちょっと物憂げな女性が首をかしげるポスターが印象的です。
昨年は大行列になってしまった長岡天満宮八条が池でのウォーターアートプロジェクションでしたが、今年は市内の3か所で同時上映。まちを回遊して吉光ワールドに浸ってもらおうというもので、さらに、プロジェクション映像と連携して、市内のたくさんのお店でも”レトロモダン”を楽しめるのが今年の企画でした。
「まちが”レトロモダン”というテーマで一つになり、まちの賑わいを創っていく実験です。市内のお店もそれぞれに工夫をこらして参加してもらい、ちょっと特別なまち歩きの時間を演出しもらう、参画型のイベントなんですよ」と吉光さん。
新しい試み、レストランバスも発車!
レストランバスとは、点在する観光スポットをつなぐ「移動」の価値を上げようという、新しい観光ツールです。1階にキッチン、2階が客席です。屋根は開閉式で、気候が良ければ、オープントップで開放的な景色も楽しめます。キッチンから運ばれる、自慢の料理も景観を楽しみながら頂けます。
今回は、モニターツアーとして、長岡京市を走ってみました。暮らすまちの長岡京市ですから、「景観」というには押しが弱い! だからこそ、知恵の絞りどころ。さあ、長岡京市、このバスを使いこなしてみましょう!
昨年に引き続き、「我がまち・長岡京」だからこその思い入れで、世界的なクリエーターが演出。今年限りではなく、この先も、進化させながら続きますよ!
【Oyamazaki】まちの人の、まちの人による、まちの人のためのおまつり「天王山ゆひまつり」
「ゆひ(結い)」の名前に込めたのは、人と地域の結びつきを広げたい思い
今年で3年目になる「天王山ゆひまつり」。地域住民の有志で結成された実行委員会が運営する手作りのまつりです。大山崎小学校を会場に、それはそれはにぎやかな一日になりました。
地域のNPOや各種団体、商店に企業、町おこしを研究テーマにとしている龍谷大学の学生さんのブースや役場の若手職員さんによるブースもあり、まさにオール大山崎! 町が一つになって、楽しんでいる姿が印象的です。
大山崎町は、今年町制50周年のメモリアルイヤー。岐阜・関ケ原町と競いあった「天下取りPR対決」や、地元住民がエキスラ参加したPR動画など、ユニークなPR企画をぶつけてきた大山崎町ですが、町に暮らす人たちが、地元の魅力を実感できる、こんな温かなおまつりも素敵ですね。