子どもたちに世界へ羽ばたく力を

英語といっしょに育てる「ことば」と「こころ」…P8

生きた言葉×人と交流する力

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「ラボが大切にしているのは、『英語力』はもちろん、子どもたちに『社会力』を身につけてもらうことです」と、テューター(先生)の人見佳子(ひとみよしこ)さん、小川紀子(おがわのりこ)さん、堤美千絵(つつみみちえ)さん。
ラボでは、「歌」と「物語」を使った英語学習と、コミュニケーションスキルを磨くための「交流」が2本柱になっているそう。
世界の物語が英語と日本語交互に語られる音声CDと絵本を教材に、国内外の一流アーティストによる美しい言葉と絵が、子どもたちの五感を揺さぶります。
また、物語をテーマに、子どもたちで協力して英語劇を演じるグループ活動も特徴のひとつです。
「英語は、人とつながるための『道具』ですから、母語の日本語同様、それを使って自分の考えや気持ちをきちんと伝えられること、相手の話しを『共感』を持って聞けることが一番大事です。グループ活動では、そのような力を養います」(小川さん)。

世界に飛び立てる翼を

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ラボの生徒たちは、小学校高学年から韓国や中国に、中学生では北米に1ヶ月間のホームステイに出かけます。
「それまでに時間をかけて、クラスでの異年齢グループ活動から、近隣の教室との交流、全国キャンプなどを通じて、国内での小さな『異文化』体験を重ねていきます。この経験があってこそ、海外でもしっかり『対話』できる力が身につくんですよ」(堤さん)。
中学生以上になると、レッスンの進行も子どもたち自身が行うように。ひとりひとりが、自立して学んでいる様子が見てとれます。
「ラボで学んだ子たちは、英語を『翼』に、積極的に世界に出ていきます。ここでの経験は、社会でもきっと役に立つと信じています」と、テューター歴22年の人見先生がしめくくってくれました。

 

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