乙訓・まちの話題

向日町競輪場で行われた女性のためのイベントと、京都ちーたび「おとなカメラin長岡京」をレポート!…P10

民営化された京都向日町競輪場がオモシロイ!ー(向日市)

「女性に競輪の魅力を伝える楽しいイベント」を開催。
ママもキッズも夢中です!

 実は、「ケイリン」は柔道に続く二番目の日本発祥オリンピック競技なんです! そして、京都向日町競輪場が開設されたのは、なんと1950年。67年もの伝統を持つ競輪場として、数多くの実力派選手が所属する名門です。そんな京都向日町競輪場が、今年4月に民営化され、新たな一歩を踏み出しました。
 「もっと市民に親しまれる競輪場に!」と、その第一弾として「女性に競輪の魅力を伝える楽しいイベント」が開催されました。
 参加したのは、初めて競輪場を訪れる学生や子連れのママが約20名。普段選手以外は入ることのできない選手控室へ、そして、なんと、競技が行われているバンクにまで入れていただき、一気に緊張が高まります。いざ、間近でレースを観戦です。目の前を風のように駆け抜ける選手たち。予想以上のハイスピードと風を切る音にビックリです。はしゃいていた子どもたちも、その迫力に圧倒され、口をあんぐりさせて見つめています。その後、競輪選手との楽しいトークショーもあり、普段は聞けないことも聞けて競輪を身近に感じました。知れば知るほど奥が深い競輪の魅力に、参加者たちは「また来たい!」と。
 「地域の人にも楽しんでいただける、憩いの場を作っていきたい」と話す京都向日町競輪場の運営を委託された日本写真判定株式会社の山野憲一さん。今後もファミリーや女性向けのイベントが盛りだくさんに企画されていきます。目が離せませんね。

京都ちーたびレポート3月7日(火) 「おとなカメラin長岡京」ー(長岡京市)

カメラを持って街をぶらぶら…見慣れた街並みの中にも
素敵なフォトスポットがいっぱいでした

 集合時間の10時は、なんと突然の雨! 「残念~な日になるかしらぁ」と思いつつも、総勢9名で「おとなカメラin長岡京」がスタートしました。集まってくれたのは、フィルムカメラを使ったことがない20歳の方から、一眼レフを使いこなすベテランの方までカメラ歴も様々。そして、講師&ガイド役はおとくにSanpoの表紙でお世話になっている竹内靖博カメラマンです。
 竹内さんからレクチャーを受けた後、JR長岡京駅前バンビオを出発し、昔ながらの街並みが残る西国街道を通り勝竜寺城へ。今回使用したのは何枚でも自由に撮れるデジカメではなく、「27枚」という限られた枚数しか撮れないフィルムカメラの「写ルンです」。皆さん、初めは緊張して「なかなかシャッターが押せない~!」と言いながらも、とっておきの1枚を撮るために、色々な角度からシャッターチャンスを狙い真剣な表情に。梅が見頃な長岡天満宮に着く頃には雲がはれ、青空をバックに素敵な写真が撮れました。
 ランチ後には、現像した写真を見ながら品評会。フィルムカメラの写真はデジカメとは違いどこか懐かしく、やさしい色合いです。同じ場所を撮影していても、撮り方や角度の違いで個性あふれる写真の数々に。消去できないフィルムカメラだからこそよーくまちを見て、よーく感じてとっておきの27枚を撮ることができました。

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